【振り返らない】中編１個うｐ

今回のはメインストーリー的な感じでお送りいたしました。時系列バラバラ短編なシリーズ物ではありますが話は進めないと。と思って書き始め、３つの短編を繋げ、３部構成という形にしたわけであります。多分。本筋とかあったのか、と驚きますよね。私も驚いています。何事。早く原作沿いに突入したいです。その前に恋愛しろよと。仰る通りでございます。逃げたい。

逃げる……樹海……うっ頭が。


▼捕捉

場に後輩が居る＝先輩らもみんないつもの『表ヅラ』になる。主人公と一対一ならば気さくな素の感じになるんですが後輩を前にすると互いに突慳貪な接し方になります。『見守る会』でもありましたね。

ペトラの場合＝先輩らはペトラも他と同じ後輩だと思っている（主人公が気を許しているとはまだ知らない）ので今回表情を一変させ回れ右したわけです。『やっべ後輩居るじゃんこれじゃあお茶会出来ねぇな』ペトラは抑制役として十二分に効果を発揮していたというわけです。

兵長は知っているので冗談を交えました。恐らく普通の後輩ならば何も言わず無言で扉を閉めたと思います。


ガチャッ

兵長「…………」

後輩「…………」

主人公「…………」

バタンッ

みたいな感じで。何事。

ちなみにミケさんは通常運行です。スルーが大半だけどもいつかのように一服に誘われないかな、と淡い期待を抱いているのかもしれません。なんつって。ちなみにお叱りを受けておりません。けれど『別件で機能していない』＝『お咎めを受けた団員の分の書類を片付けている』。結局。


■懺悔

ペトラたんとの親密度をですね。倍プッシュだ……的な。くどくなったと自覚しています。ほんと私欲に走ってるな、と思いました。反省。


■おまけ

「エルド、すまなく思うが食材管理担当の肩書きを任せる」

「そうなると思っていましたよ、兵長。構いませんが、なんだか心苦しくはありますね。今回は功績ものじゃないですか」

「……そうか、いっそのことお前と組ませりゃ良かったのか。そこに考え至らねぇとは俺もヤキが回ったもんだな」

「それはそれで光栄ですが……あの人とタッグかぁ……足を引っ張る未来しか見えませんね」

「いや、むしろ振り回されて疲れちまうだろうよ。やはりひとりでやらせた方が被害も少なくて済む、か……」

「（兵長……自分が道連れにと巻き込んだ筈が逆に巻き込まれても尚、他の心配をするなんて……）」

「チッ……想定外だったとはいえ、あいつはもっと穏便に事を済ませられねぇのか。好き勝手振り回しやがって……」

「（……そうか、あのハプニングの最中での言動は兵長への細やかな仕返しだったんだな。そうに違いない。

それに気づかない兵長は……あぁ、彼女に振り回される事に慣れすぎてるんだろうなぁ）」

「どうした、エルド。嫌なら無理強いはしねぇが――」

「いえ、おふたりの関係は上手い具合に回ってるなぁと」

「……？」


今回は雑談ナシです。ご観覧ありがとうございました。